ポリモーフィズムとテンプレートメソッド
今日のデザインパターンセミナーでやったパターンは「テンプレートメソッド」でした。
スカゼミでは、まったくの初心者向けに初心者講座というのをこれまで2度行ってきましたが、そのときに自分が用意した内容が、まさにこれだったんじゃないかと思いました。
初心者講座では最終目標地点をポリモーフィズムの説明というところに設定していました。
自分自身実際に使った経験の無いような初心者なので、あまりちゃんとは説明できたかどうかはわかりませんが、まずポリモーフィズムというのは「オブジェクト指向プログラミング」がもつ大きな性質の一つで、
「同じ型のオブジェクトを作り、同じメソッドを使ったとしても、そのオブジェクトの実際のインスタンスによって挙動を変えることができる」というような内容だと思っています。
まさにそれを使ったのが「テンプレートメソッド」でした。
上に書いている「同じメソッド」にあたるのがテンプレートメソッドでした。
ただ、そうなると、自分の認識ではポリモーフィズムは、テンプレートメソッドで説明されたような内容でしかないことになってしまいます。
オブジェクト指向を代表するような性質が、23あるデザインパターンのうちの一つに過ぎないというのはなんだか違う気がするので、ポリモーフィズムといえば、もっともっと含蓄のあるものな気がします。
これからもっと勉強していきたいと思います。